kintoneGeeks blog

kintoneに関連する情報を発信しています

【ハッカソンレポート】TechSeeker Hackathon & Collection 2023

2018年、2019年に開催された「デジットハッカソン」がパワーアップして「TechSeeker Hackathon」として、また「メイカーズバザール」がリニューアルして「TechSeeker Collection」となり、2023年6月10日~11日、7月15日~16日に開催されました。われわれkintone DevRelチームも開発ツールとしてkintoneを提供し、ブースも出展をさせていただきました。
「電子工作で未来社会をハックしよう!」をテーマに多くの参加者が集まり、それぞれが考える未来社会を電子工作で実装したハッカソンや、デジタルを使った様々な作品展示など、4日にわたり多くの方が参加し、盛りだくさんで楽しいイベントの様子をダイジェストで紹介します。

TechSeeker Hackathon

2018、2019年に開催されたハードウェア開発に特化した「デジットハッカソン」を前身とする、「TechSeeker(=テクノロジーを探求する人)」名を冠したハッカソンイベント。

イベント概要

connpass.com

テーマ 電子工作で未来社会をハックしよう!
開催地 大阪(咲洲 ATC特設会場)
開催日 6月10日、11日 アイデアソン・チームビルディング
7月15日、16日 展示発表(審査会 7月16日)
主催 ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
一般社団法人iRooBO Network Forum
共催 咲洲プレ万博実行委員会
運営協力 一般社団法人 日本デジタル工作推進機構
一般社団法人MA
NPO法人 Code for OSAKA

TechSeeker Hackathon の様子

まず6月10日と11日に、インプットタイム、アイディアソン、チームビルディングが行われました。
kintoneも紹介させていただきました。kintoneは、ノーコードで業務に必要なシステムが構築できるクラウドサービスですが、簡単にスピーディーにWebデータベースが作成でき、APIが提供されていて他サービスとのデータ連携も可能なため、ハッカソンでもご利用いただく機会が増えてきています。
今回もアイディアソンの際には、kintoneを使ったシステム構成についてなどご質問もいただきました。 インプットタイムで紹介させていただいた kintoneの紹介資料をこちらで公開しています。ご興味のある方はぜひご覧になってください。

TechSeekerハッカソンの様子

合わせてブースも出させていただき、ノベルティやkintoneと他サービスの連携を紹介する冊子を配りました。 お手にとっていただけて嬉しかったです。

kintoneブースの様子

kintone賞

今回、kintone賞には「ゆるアバター2023」を選ばせて頂きました。

  • 選定理由:
    • kintoneに溜まったデータを元に、コミュニケーションの分析や改善ができそうと思える作品だったこと
    • ゆるアバターのストーリーが、サイボウズの「チームワークあふれる社会をつくる」ミッションとマッチしていて親和性を感じたこと

「ゆるアバター2023」作品
「ゆるアバター2023」作品

kintone賞を受賞した「ゆるアバター2023」の開発メンバーには副賞としてkintoneグッズをお送りさせて頂きました。

また、今回のイベントでは他にも複数のチームにkintoneを連携した作品にチャレンジしていただくことができました。ご参加いただいたチームの皆さん、ありがとうございました。

TechSeeker Collection

デジタルものづくりの祭典 として開催してきた「メイカーズバザール」が「TechSeeker Collection」としてリニューアル。
「デジタルものづくり」の作品が勢揃する展示や販売、体験できるワークショップなど、デジタルを使って”つくる”を楽しむお祭り。

https://techseeker.jp/

イベント概要

開催日 2023年07月15日(土)- 16日(日)
10:00 – 17:00
開催地 大阪(咲洲 ATC特設会場)
主催 ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
一般社団法人iRooBO Network Forum
共催 咲洲プレ万博実行委員会
運営協力 一般社団法人 日本デジタル工作推進機構
一般社団法人MA
NPO法人 Code for OSAKA
協力 一般社団法人デジタル人材共創連盟

TechSeeker Collection の様子

TechSeeker Collection では大きく分けて3つのエリアを楽しむことができました。

1つ目は、ハッカソンエリアです。TechSeeker Hackathon の参加チームが、最終仕上げや展示を行っていて作品を体験することができました。

ハッカソンエリアの様子
ハッカソンエリアの様子

2つ目は、ワークショップエリアです。お子さん向けのプログラミング教室や電子工作ワークショップが多く、ものづくりの最初のハードルを下げるようなコンテンツがたくさんありました。中には、予約無しで体験できるものや、大人も参加できるワークショップもありました。

ワークショップエリアの様子
ワークショップエリアの様子

最後は、ブースエリアです。 電子工作やIoT連携、XRを使った仮想世界の体験、3Dプリンターやレーザーカッターデモ、同人誌やグッズ販売もあり見応えがありました。

ブースエリアの様子
ブースエリアの様子

私たちDevRelチームも「kintone」ブースを出展し、IoT や React 連携をテーマにした4種類のkintone同人誌の販売を行いました。技術好きな方々がブースに立ち寄ってくださり、kintone同人誌を手に取ってくださいました。立ち寄ってくださった方々と話す中で、ラズパイやObniz連携だけでなく、もっとライトなマイコンのArduinoやESP32 連携にも需要がありそうなことが分かり、勉強になりました。

kintoneブースの様子
kintoneブースの様子

また、X(旧:Twitter)フォローキャンペーンも実施し、私たちのチームのアカウントをフォローしてくださった方に「ギョウザドン」グッズをお配りました。

イベントに参加してみて

TechSeeker Collectionは2日間に渡り開催されたイベントでしたが、ハッカソン挑戦中の参加者の皆さんとコミュニケーションが取れたり、会場の咲洲 ATCの別会場では、大阪芸術大学アートサイエンス学科の学生さんが作った作品展示があったり、モノづくりの熱により一層触れられるイベントに感じました。やはり、リアルイベントは刺激的で楽しいですね!

今後も私たちDevRelチームは、ハッカソンやIoTイベント、技術同人誌イベント等で「kintoneブース」を出展予定ですので、見かけた際は気軽に立ち寄っていただけると嬉しいです。

おわりに

私たちは、様々な技術とkintoneと組み合わせることで 「こんな可能性が生まれる!」「面白いことが創れる!」と思って頂けるような、 心を動かすコンテンツを届ける活動をしています。 一緒に働く仲間も募集しています。興味のある方はぜひご連絡ください!

cybozu.co.jp

また、企画やコラボをご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡をください。

今後のPioneerチームの最新情報は X(旧:Twitter) や チームサイト kintone for Geeks で随時公開予定です。