kintoneGeeks blog

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【イベント報告】Vライフ!4巡目、技術書典15、第九回 技術書同人誌博覧会に参加しました!

2023年11月、なんと技術同人誌を頒布するイベントが3つも開催されていました!
『Vライフ!4巡目』『技術書典15』『第九回 技術書同人誌博覧会』のどのイベントも、参加者、出展者を含めみんなで楽しめる場にしたい!という気持ちが溢れていて、熱量がとても高かったです。
少しでも当日のワクワクが伝わるといいな、次回参加してみたいと思っていただけたら嬉しいな、と思いながらイベントレポートを報告します!

Vライフ!4巡目

まず最初に開催されたのは、神戸で開催された『Vライフ!4巡目』でした。

概要

  • VRSNS + VTuber オンリー同人即売会 Vライフ!4巡目
  • 日時:2023/11/05(日) 11:30~15:00
  • 場所:デザインクリエイティブセンター神戸KIITO

https://virtual-life.info/

kintoneブース

VR関連の技術本『[VRChat本] OSCでWebDBを喰らうど!』と新刊の『俺の自由研究 - ChatGPT×kintoneでダブルDX!-』を筆頭に、様々な技術本を販売していました。VR、AI、Web、IoTといったジャンルが多くある中で、やはり来場者が皆気になって手に取る本は『絶品!kintone餃子』でした*1

黄色いクロスをまとった『きんとーん・らぼ』スペース

当日はXフォローキャンペーンもしており、出雲 沙斗美【いずも さとみ】ちゃん のXアカウントをフォローして頂いた方にはギョウザドンのタオルまたはシールを配っていました。

Xフォローキャンペーンでギョウザドングッズが手に入る

注目ブース

気になったブースはそむにうむ@森山さんのブース。独自で開発したアプリでアバターを3Dプリント出力するサービスを案内していました。細かい毛先まで対応が可能とのことで、長年培ってきた3D技術が今のメタバース時代と高い親和性を持っていました。

『メタバース3Dプリント計画』ブース

技術書典15

『技術書典15』はオンラインが約2週間、オフラインは1日開催されました。

概要

https://techbookfest.org/event/tbf15

オンライン開催

  • 会期:2023/11/11 (土) 〜2023/11/26(日)
  • 会場:技術書典オンラインマーケット

オフライン開催

  • 会期:2023/11/12 (日) 11:00~17:00
  • 会場:池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)
  • 参加:入場無料

当日大勢の来場者を迎えた技術書典15

圧倒的に来場者数とブース数の多い技術書典!技術書典15では来場者がおよそ2,200名だったそうです。かなり活気がありました。*2

kintoneブース

新刊の『kintone x GitHub Actions ウェブサイトの保守を自動化してみよう!』を電子版で案内し、その他のAI、ReactやIoTの紙本をブースで販売をしていました。

おなじみの黄色いブース

ブースではギョウザドングッズが手に入るキャンペーンも案内をしていました。タオルもシールも、どっちも大人気でした!

ギョウザドングッズが手に入るキャンペーン

注目ブース

『visionOS Developer Community』サークルのブースでは、Appleが2024年に発売する予定の『Apple Vision Pro』についての本を販売していました。Apple VIsion Pro のMR技術力の期待は高く、今まさに飛びつくべきでしょう!というレベル感の本でした。

VisionOSの本を販売する『visionOS Developer Community』サークル

第九回技術書同人誌博覧会

締めくくりは『第九回 技術書同人誌博覧会』でした。前回は名古屋で開催されましたが、今回は東京開催でした。

概要

  • 日時:2023/11/25(土) 11:00~16:00
  • 会場:大田区産業プラザPiO 大展示ホール
  • 参加:入場無料 ※ 懇親会は有料

https://gishohaku.connpass.com/event/298538/

kintoneブースについて

ソフトウェア技術を使用した『React & REST API』や、『俺の自由研究 - Vue.jsで始めるポータルカスタマイズ -』をメインに販売しました!

入口正面に構える『きんとーん・らぼ』ブース
入口正面に構える『きんとーん・らぼ』ブース

また、Xフォローでギョウザドングッズが手に入るキャンペーンも案内をしていました。ギョウザドンの人気に火がつくのは、そう遠くなさそうですね!

『タイミー』さんのキャラクターと勝手にコラボするギョウザドン
『タイミー』さんのキャラクターと勝手にコラボするギョウザドン

イベントの様子

技書博9の参加者属性情報を公開します - 技書博公式ブログ で公開されているように、約500名の方が参加されたようです。また参加者の属性としてはバックエンドエンジニア・インフラエンジニアが全体の3割程度を占めていたようです。

技術書同人誌博覧会では、会場中央に立ち読みスポットがあり、該当のブースに行かなくても手にとって立ち読みができます!(ブースを出している立場からすると、ぜひブースにも立ち寄って欲しいのですが)

また、会場内は出展ブースだけでなく、休憩スペースも設けられていて参加者に優しい設計になっていました。

休憩スペースにはお菓子やコーヒーの提供もありました
休憩スペースにはお菓子やコーヒーの提供もありました

おわりに

いよいよ2023年も終わりに近づいてきました。みなさまにとって2023年はどんな1年だったでしょうか?
私たちkintone DevRelチームは、オンサイトイベントへの参加が増え、たくさんのエンジニアと実際に会うことが出来た1年となりました。
技術同人誌を販売するイベントについて振り返ると、6回ブースを出し、新刊を2冊作りました。私たちと出会い、kintone同人誌を見てくださった方、購入してくださった方、みなさまありがとうございました!来年もどこかでお会いできることを楽しみにしています。
最後簡単に今年の新刊や人気同人誌を紹介して、2023年のkintoneGeeks blogを納めたいと思います。

今年の新刊

『俺の自由研究 - ChatGPT×kintoneでダブルDX!-』

今年最大の話題のと言っても過言ではない「生成系AI」。kintoneでも試してみた一冊です。
kintoneのよくあるカスタマイズをChatGPTに書かせて検証したり、VSCode上でGitHubのAIコード補完ツールCopilotを使ってみたり、ChatGPTのAPIを試したり、盛りだくさんな内容です。




『kintone×GitHub Actions ウェブサイトの保守を自動化してみよう!』

ウェブサイトのメンテナンスを自動化してルーチンワークを効率化しよう!というテーマで、QRリンクを集めたウェブサイトを題材に、QRリンクの追加や更新をkintone、GitHub Actions、Reactを使って自動化する方法を紹介しています。
具体的には、kintoneでURLデータの管理とプロセス管理機能を使った公開承認フローをまわし、GitHub Actionsで定期的にウェブサイトを更新する仕組みを解説しています。






今年人気だったkintone同人誌

『REACT & REST API』

Reactアプリからの外部サービス連携に興味があるエンジニアに向けに、Reactアプリとノーコード/ローコードでクラウド型データベースが作れるkintoneの連携を題材にして解説します。
本書ではhooks機能を使った外部サービス連携について取り上げており、今年は内容をNode v16 からNode v20 にアップデートしました。





『絶品!kintone餃子』

餃子好きによる、餃子好きのための餃子ゲームを作ったお話しです。
餃子をお皿に投げ入れて何個入るかを競うゲームを、kintone や Raspberry Pi を使って作りました。
IoT や DIY に興味のある方向けに、技術の無駄遣いが大好きでDIY初心者の筆者が、試行錯誤の結果を1冊に盛り込みました。








★これらのkintone同人誌はBOOTHでもご購入いただけます!
kintone-labo.booth.pm

みなさま、良いお年をお迎えください!

*1:ラズパイとkintoneを連携した内容の本です

*2:Xのポストは許可を頂いて引用しています