2024年1月27日(土)4年ぶりにオフラインが復活し大阪産業創造館で開催された、Open Source Conference 2024 Osaka にkintoneブースを出しました。過去にオープンソ―スカンファレンス(以下、OSC)へのブース出展実績はありますが、大阪では初めての参加でした。会場の様子や、kintoneブースの様子を報告します。
Open Source Conference 2024 Osaka
- 日程 : 2024年1月27日 10:00~17:45(展示は16:00まで)
- 会場 : 大阪産業創造館 3F,4F(OSC受付:3F) event.ospn.jp
kintoneブース
これまでOSCへのブース出展では、kintone連携例を紹介するkintone同人誌を販売していましたが、今回は趣向を変えて、kintone連携を体験いただけるような展示をしました。
当日ブースには、kintoneの導入を検討されている方が訪問してくださり、その場で簡単なサンプルを作りながらご説明させいただく機会もありました。また、他のシステムやサービスと連携できること、Raspberry Pi などと連携できることは知らなかった!と言ってくださる方々もいらっしゃり、kintoneについて多少なりとも理解を深めていただくことができたのでは、と思っています。
フットペダルで回答するアンケート
kintoneは業務改善ツールとして知られており、PCからアクセスしてデータを登録したり閲覧することをイメージされることが多いですが、他システムとのデータ連携もできますし、ボタンから簡単にデータを登録することも可能です。
kintoneブースではボタンでデータを登録するデモとして、フットペダルで回答するアンケートを実施しました。 4つのkintoneに関する質問に回答頂き、私たち kintone DevRel チームのマスコットキャラクター「ギョウザドン」のシールをお配りました。
ボタンで回答するアンケートの仕組みについては、Qiita記事にまとめています。
フットペダルとkintoneでアンケート作成 #Vue.js - Qiita
使ったフットペダルは、電子工作初心者が頑張って自作したもので、その様子はブログにまとめていますのでぜひ読んでみてください。
展示会場の様子
展示は、3F(企業)、4F(コミュニティ)の2フロアに分かれていました。どちらのフロアでも参加者の方々が、興味のあるブースでじっくり話し込んでいる様子が印象的でした。
印象に残ったブース
テイルウェイ | 尾路医科器械株式会社
テイルウェイ | 尾路医科器械株式会社のブースでは、医用画像管理システムの紹介とデモンストレーションとOSS ロボット開発という、毛色の違う2つの展示をしていました。
1つは、CT画像の3Dに画像処理して表示させるオープンソースを使ったビューワーを紹介されていました。 CT画像ではなく3D画像で説明していただけたら骨折の状態も内蔵の病変もとてもわかり易くなるので、「すべての病院に導入して欲しい!」と思うほどでした。クラウド上に画像をアップして、遠方に住む家族に診断結果を共有できるサービスが誕生する未来を想像しました。
そしてもう1つは、Maker Faireでもお見かけしたトランスフォーマーのようなロボット『勇者ファイバリオン』。アニメや映画の中でしか見たことがない変形ロボットを実際につくっているとは!!
「車体のときには公道を自走できるようにするのが目標」という夢のあるお話もお伺いすることができました。
技術書同人誌博覧会
4Fのコミュニティブースには、昨年11月に私たちも参加した技術書同人誌博覧会のブースもがあり、なんとkintoneの同人誌も3冊展示してくださっていました!
ちなみに今年も、5月12日(日)に東京の大田区産業プラザPiOで第10回の同人誌イベントの技書博が開催されます。
おわりに
OSCでデモを展示するのは初めての試みでしたが、べダルで回答するアンケートを面白い!と言って写真を撮って頂いたり、アンケートではなくクイズもできるの?と応用するケースについて質問を頂くなど反応があって嬉しかったです。
ブースに立ち寄ってくださった方々、アンケートに回答してくださった方々、運営の方々ありがとうございました! またどこかのイベントでkintoneブースを見かけた時にお立ち寄りいただけましたら幸いです。