kintoneGeeks blog

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【イベント報告】11/3~11/5 メタフェス2023にブース出展しました

2023年11月3日~5日に開催されたVRChat上のバーチャル即売会『メタフェス2023』にkintoneブースを出展しました*1。この記事はブースのテーマの紹介や、イベント中の様子をご紹介します。

メタフェス2023のkintoneブース

なお、メタフェス2023のワールドはVRChat上で引き続き公開されているので、いつでもVRChatからアクセスすることが出来ます。

ブースのテーマは『お寿司屋』

今年のVRブースのテーマは『お寿司屋』でした。和風な内装、回転寿司のベルトコンベア、お寿司の小道具・・・来場者が『なぜkintoneがお寿司屋を・・・?』と興味津々にブース内を探索すると、『OSC(おすし)』という技術と関係することが判明するようになっていました。

お寿司屋でkintoneについて学ぶ来場者

OSCとは?

OSCとは『Open Sound Control』の略で、簡単に説明すると、2つの異なるシステム間でデータの送受信をするための技術です。VRChatもOSCを使って外部とのデータのやりとりが出来るようになっており、VRChat界隈では『OSC(おすし)』の愛称で呼ばれています。

ブースにはお寿司の小道具が転がっている

もちろん、外部とのデータのやりとりとなるとkintoneもその『外部』に当てはまり、OSCを通してVRChatとkintoneは連携が出来ます。

VRChatとkintoneの連携とは?

VRChatがOSC経由で送受信出来るデータはアバターに関する情報です。kintoneはウェブデータベースを簡単に作ることが出来るので、例を紹介すると、アバターの変更ログ等をkintoneのデータベースに蓄積することが出来たりします。また、アンケートデータをVRChat内で集めて、データをkintoneで管理し、集計データをアバターに表示させることが出来ます。

kintoneに溜めたアンケートデータをVRChat内で表示している様子

実はVRChatとkintoneの連携方法を案内する技術本をBOOTHで販売しています。本の前半はPythonを使ってVRChatとOSCの基本的な繋げ方を案内しており、後半でkintoneのウェブデータベースとの連携方法を紹介しています。無料のkintone開発者ライセンスの入手方法も案内しています。興味がありましたら是非手にとってみてください。

kintone-labo.booth.pm

kintone開発者ライセンス

kintoneブースで何度か無料のkintone開発者ライセンスを案内させて頂きました。興味を持ったエンジニアが『ちょっとkintoneを試してみたい!』となった時は、専用のフォームから申し込みをすればすぐに環境を使うことが出来ます。

さとみちゃんが教えてくれる、開発者ライセンスが無料で手に入ると

kintoneは『色々なモノと繋げやすい』という技術的な特徴を持っています。というのも、なにもVRChatじゃなくても、ChatGPTラズパイObnizReactSlackUnityといった様々な技術と連携することが出来ます。普段使用している技術をkintoneのウェブデータベースと連携することで、モノづくりの幅を広げたり、身の回りの改題解決に繋げて欲しいと思い、こういった技術とkintoneを繋げる本をBOOTHのショップで200円~500円で販売しています(無料本もあります!)。購入特典としてkintone初心者向けの『kintoneちゅーとりある』という本もついてきます。

kintone-labo.booth.pm

どの本も無料のkintone開発者ライセンスを使って実施出来る内容を案内しているので、是非これを機にkintoneの環境を入手して使ってみてください。

そう、kintoneの開発者ライセンスは無料なんです!

kintone API 体験キャンペーン

いくつか開催していたキャンペーンの中で、エンジニア向けのキャンペーンを案内していました。

開発者ライセンスが深く関わってくるkintone API 体験キャンペーン

こちらのキャンペーンでは実際にkintoneの開発者ライセンスを取得して、kintone上でウェブデータベースで作成し、APIを使って外部システムからデータを登録するチャレンジをしていただきました。

エンジニアキャンペーンに興味を持つ来場者達

キャンペーンには数十件の応募がありました!具体的には、Python、Node.js、C#、VBAやPHPなど、様々な言語からkintoneにデータを登録する方法を提出して頂きました。このキャンペーンについての答え合わせは別記事で案内させて頂きます。

来場者の反応

エンジニアでも、普段プログラミングしていない方でも、楽しめるようにブースを準備しました。Xでは来場者の反応が色々と投稿されていました*2

プロダクトについての反応

そうです、キントーンです!安心して頂けて何よりです。
kintoneやキャンペーンを宣伝して下さってありがとうございます!

気になって頂くように頑張りました。kintoneのロゴを大きく紹介して頂けて感謝です!

エンジニア的な反応

素晴らしいです、100点です。手持ち看板でキャンペーンを案内しつつ、文字でも開発者ライセンスについて触れて頂けて嬉しいです。あと、可愛らしいので+100点あげます。200点です。

言葉はなくとも、エンジニアであることが芸術的に伝わってくる、素晴らしい写真です。

これは0と1のシャワーを浴びて、日々浴びまくる情報に呑まれている様子ですね。これもとてもエンジニアっぽくて素敵な一枚です。

ブースを楽しんでいる反応

ブースには小物をいっぱい準備していたので、集団で楽しめて頂けたようで大変嬉しいです。いっぱい遊んでくれてありがとうございます!

ありがとうございます、職人のどっこいさん*3にブースデザインをして頂けました。構図がとてもキュートな一枚です。

あぐあぐあぐあぐあぐ

そう、OSCです! 『kintone!お寿司!OSC!技術!』という感じで、技術的なブースを出展していたことを覚えて頂けると幸いです。

おわりに

メタフェスのイベント期間中にkintoneブースにお立ち寄り頂いたみなさま、ありがとうございました!

ブースのスタッフ対応をして、様々な来場者と言葉を交わしたり、ブースに対する反応を見ることが出来て、我々も貴重な体験が出来ました。もし日常でkintoneのCMや広告などを見かけましたら、『あのVRブースを出していた・・・!』と思い出して頂けると幸いです。

コトブキヤさんともコラボしました

私たちは普段から、様々な技術とkintoneと組み合わせることで 「こんな可能性が生まれる!」「面白いことが創れる!」と思って頂けるような、 心を動かすコンテンツを届ける活動をしています。 直近では、下記のイベントへの参加を予定しています。興味のある方はぜひご参加ください!

イベント名 開催日時 場所
技術書典15 オンライン 2023年11月11日~26日 オンライン
技術書典15 YouTube Live 配信 2023年11月22日 21:00-22:00 Connpassで確認をお願いします
第9回 技術書同人誌博覧会 2023年11月25日 大田区産業プラザPiO 大展示ホール

また、企画やコラボをご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡をください。

今後のPioneerチームの最新情報は X(旧:Twitter) や チームサイト kintone for Geeks で随時公開予定です。

*1:メタフェス2023は株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングが運営

*2:Xのポストはすべて許可を頂いて引用しています

*3:カッパアバターでモデリングをしているVRChatter https://twitter.com/DYokkoi