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TechSeeker Hackathon 2024 Day1 Day2 レポート

2024年6月8日と9日の二日間、サイボウズは大阪のATCホールで開催されたTechSeeker Hackathon 2024に協賛者として参加しました。このイベントは、テクノロジー関連のイノベーションを楽しみながら創出することを目的としたデジタルものづくりイベントです。今年のテーマは「子どもの生活をハックしよう」で、参加者が子どもの遊びや学び、未来社会について考え、ハックして実装することを目指しました。

イベント概要

ハッカソンのDay1とDay2はアイデアソン形式で進行し、参加者たちは作品のアイデアを出し合い、チームを組み、電子部品を揃え、プロトタイピングに取り組みました。この二日間を経て、参加者たちは約1か月間をかけて作品を完成させる予定です。約80人の参加者は16個のチームに分かれ、それぞれのプロジェクトに挑みました。

TechSeeker Hackathonに挑戦するハッカー達

ハッカソンの特徴

このハッカソンの特徴は、電子工作がメインである点です。参加者たちは、SONY Spresense、M5Stack、Raspberry Pi、ArdunioやObnizといったマイコンを活用して作品を作り上げていきます。センサーやカメラで周りの環境の情報を取得したり、それを音や光といったアウトプットに繋げることで、各チームが独自の作品を作り上げていきます。どのチームもプロトタイプに取り掛かるスピードが早く、アイデア段階の作品を最低限動かせるレベルまで作っていくチームが多かったです。

プロトタイプ段階のIoT機器

また、幅広い分野の協賛者やメンターから技術的なサポートやインプットがもらえるのも特徴的な点でした。我々のようなクラウドサービスを提供する会社もいれば、IoT備品を販売する会社もおり、電子工作、レーザーカッターや3Dプリンタといった様々なモノづくり手法に精通した方々がサポートとして入っています。

クラウドサービス、マイコンや電子部品の情報をインプットする参加者達

kintoneの役割

サイボウズは、協賛者として現場でテクニカルメンターを務め、参加者たちにkintoneの活用方法を案内しました。kintoneをどのように作品に取り入れられるかについての講演も行い、多くのチームがkintoneの機能を理解し、活用するきっかけを提供しました。

ハッカソンでのkintoneの活用例を紹介したスライド

ハッカソンでも自由にkintoneが使えるように、サイボウズはTechSeekerで『開発者ライセンス』も案内をしました。Webフォームから申し込むことによって、ハッカソンやAPI連携開発のために1年間無償で利用出来るkintoneの環境です。kintoneをハッカソンで利用したい方はぜひ申し込みましょう。

cybozu.dev

kintone賞

作品にkintoneを使っていて、「もっともチームワークを感じられた」と思えるチームにkintone賞を授与します。この賞は、7月に開催されるTechSeeker Collectionで発表され、副賞をお渡しする予定です。kintone賞を受賞したチームは今後のブログ記事でも紹介させて頂きたいと思います。

作品でkintoneを使ってkintone賞を狙おう!

TechSeeker Hackathon 2024は、参加者が新しいアイデアを形にし、技術を共有し合う素晴らしい機会となっています。今後の各チームの進捗が楽しみですし、サイボウズとしてもこのようなイベントに参加できる事を光栄に思います。

引き続き、TechSeeker Hackathonの 2024の参加者たちを応援していきます!