kintoneGeeks blog

kintoneに関連する情報を発信しています

【ハッカソンサポート】YTVハッカソン2022

はじめに

2022年8月7-8日に奈良先端科学技術大学院大学で、 ytv HACKATHON が開催されました。 サイボウズは、ハッカソンの技術サポートとしてハッカソンに参加してきました。

この記事では、YTVハッカソンの様子や、サポートしてみての気づきをお伝えします。これからハッカソンに参加してみたい方や、kintoneを使ったカスタマイズに興味のある方に少しでもヒントになる情報があれば嬉しいです。

集合写真
▲集合写真

YTVハッカソンとは?

近畿一円にテレビ番組を放送し、コナン・ミヤネ屋・ケンミンSHOW等の全国で放送されているテレビ番組を制作している読売テレビさんの主催するハッカソンです。短い期間の中で、テーマに合わせたプロトタイプ開発をするイベントです。

開催日時

  • 2022年8月7(日)〜8日(月) ハッカソン
  • 2022年8月28日(日) オンライン授賞式

開催場所

奈良先端科学技術大学院大学

参加者

学生さん

今回のテーマ

ytv.Connect -Hack for TV station-

〜テレビ局と繋がる 新しいサービス/新たな視聴者体験〜

テレビ局と皆さんを繋げる、放送に囚われない新しいサービスを生み出すことで、世界を面白くするハッカソンがテーマでした。

kintoneのハッカソンのサポートって何しているの?

私たちは、ハッカソンサポートとして大きく2つのことをしています。

  1. kintone開発者ライセンス(kintone環境)のご案内
  2. kintoneテクニカルサポート・質問対応

まず、1つ目はkintone開発者ライセンスの提供です。 「ハッカソンでkinotneを使ってみたいけど、kintoneの環境を持っていない」という開発者向けに、 無償でkintone環境を使うことができるkintone開発者ライセンスをご案内しています。

2つ目は、kintoneテクニカルサポート・質問対応です。 ハッカソンとなると、イベントの前半で使ってほしい素材・ツールの紹介があるのですが、 そこでkintoneの使い方の紹介と、実際に実装中の質問対応をしています。

 kintoneの使い方紹介の様子
▲kintoneの使い方紹介の様子

ハッカソンの様子

今回のハッカソンは、学生さん限定のハッカソンでしたが、kintoneを知っている方も多く、果敢にkintone連携のカスタマイズに挑戦してくださるチームもいらっしゃいました。

チームでアイディア相談
▲チームでアイディア相談タイム

イベントの雰囲気

参加者全員にytv ハッカソンオリジナルのカラフルなTシャツが配布され、会場内がポップな雰囲気に包まれているハッカソンでした。 また、同じTシャツを着ているとチーム感も増して、より一層チーム感が出る印象を受けました!

開発タイム
▲開発タイム

作品紹介

YTVハッカソンで開発された作品は ytvハッカソン2022 | ProtoPedia にて公開されています。

作品紹介
▲ProtoPediaにて作品公開中

今回は特にkintoneを使った作品に注目して紹介します。

F1RST SHOT NEWS

  • 作品内容:ニュースの原稿を一発撮りでどれだけ正確に読めるか採点できるゲーム
  • kintone活用箇所:参加者の一発撮りした音声のテキストデータの保存と、レベルに応じて返信する動画の保存DB
  • 一言:アイディアの面白さはもちろん、kinotne REST APIを使用した動画ファイルの操作にチャレンジされているのが印象的です!

足立キャプチャー

  • 作品内容:画像認識でアナウンサーの類似度を算出し、アナウンサーの情報を表示してくれるアプリ
  • kintone活用箇所:アナウンサーの情報を貯めるDB
  • 一言:kintoneをDBをすることで、誰でも簡単にUIからアナウンサーデータの新規作成・更新が簡単ができてGoodですね!

kintone賞

最後に、kintone賞に選出させていただいた作品を紹介します。

クイズ!VS全視聴者

  • 作品内容:クイズ番組で出演者と同時に回答できる参加型のアプリケーション
  • kintone活用箇所:問題の正解・参加者の解答データを貯めるDB
  • 選定理由:TV出演者と視聴者を繋いで、時間と情報を「共有」する点がkintoneとコンセプトとマッチし、選出させていただきました!

受賞チームには、サイボウズオリジナルのkintoneグッズを贈呈いたしました。 みなさんが、愛用してくださることを願っています。

kintone賞グッズ
kintone賞グッズ

おわりに

YTVハッカソンでは、学生さんにkintoneのREST APIを活用したデータ連携した作品に挑戦していただくことができました。 「kintoneって、実はこんなカスタマイズもできるんだ!」と思っていただければ嬉しいです。 kintoneカスタマイズに興味を持っていただけた方や、今後ハッカソンに挑戦する方は、 kintone開発者ライセンスを取得し、kintoneカスタマイズをお試しください。

また、私たちは様々な技術とkintoneと組み合わせることで 「こんな可能性が生まれる!」「面白いことが創れる!」と思って頂けるような、 心を動かすコンテンツを届ける活動をしています。 一緒に働く仲間も募集しています。興味のある方はぜひご連絡ください! https://cybozu.co.jp/recruit/entry/career/technical-evangelist.html