はじめに
こんにちは、先日出展したMaker Faire Tokyo2023に引き続き、Maker Faire発祥の地であるアメリカのBay Areaで開催となったMaker Faire Bay Areaに見学に行ってきましたので、ざっくり内容と雰囲気をお届けします!
イベント
開催概要
詳細 | |
---|---|
日程 | 2023/10/13-15、2023/10/20-22 |
会場 | カリフォルニア州 Mare Island Naval Shipyard |
入場料 | $20-$35: Single Day, $50-85: 3 Day |
東京のMaker Faireは土日の2日間の開催でしたが、Bay AreaでのMaker Faireはなんと金土日の3日間×2週の6日間です!
1週目と2週目で両方出展される方もいらっしゃいますが、概ね入れ替えられています。運営に問い合わせたところ、1週目は服飾特化で2周めはロボティクス特化だそうです。
私達は2週目のロボティクス特化の週に参加しました。
現地の様子
ベイエリアのシップヤードでの開催となっています。
室内展示会場
スタートはこちらの建物から始まっています。 この建物は1/3が暗幕で囲われており、光るオブジェなどの展示が行われていました。 残りは通常の展示でした。
オープンスペース
次にオープンなスペースでの展示がありました。 オープンスペースでは通常の展示に加え、ドローンの体験ができるブースなどもありました。
オープンスペースの向かいには、屋外での展示もあります。 基本的にはオブジェがほとんどでした。
シップヤード
最後にまさにシップヤードという室内の展示です。 こちらは室内の雰囲気とも相まって、他とは違う独特な雰囲気でした。
ブース
話を聞いたブースをいくつかピックアップしてご紹介します。
International Space Station ExoLab NEXT
https://makerfaire.com/maker/entry/74435/
小型のISSの模型を展示していました。
太陽の位置に向けてソーラーパネルを回転させたり、実際のISSと同じ動作をしていました。
こちらはOSSだそうで、ぜひご興味があればご確認ください。
SimpleFOC Robotics
https://makerfaire.com/maker/entry/74749/
こちらもOSSのプロジェクトで、Arduinoを中心とした4足歩行のロボットを展示していました。
MFT2023にも似た4足歩行があり、そちらの展示をしていた方はこちらのOSSの簡易版とお話されていた記憶がありますので、今回の展示はそのフルスペック版ということかと思います。
MFT2023のものはコミカルで可愛い動きだったのに対し、こちらの展示は生き物のようなスムーズな動きで、OSSでこれほどのものが出ているのかと驚きました。
MFTとの違い
STEMなど、子供向けの教育であったり、工作のワークショップがとても多かった印象です。
また、こういったクラフトの販売も多かったです。
全体のブース数はMaker Faire Tokyoの方が多かったように思いますが、一つ一つのブースはMaker Faire Bay Areaの方が遥かに大きく、迫力のある展示が多かったです。
IoTやハードウェアというよりはクラフトが多く、そういった点でもアメリカのカルチャーが色濃く出ていると感じました。
おわりに
以上がMaker Faire Bay Areaの紹介でした! IoT・ハードウェアを目的にしていたので、少し趣向は違っていましたが、東京とは異なる雰囲気の展示で興味深かったです。
会場でお酒が売っているのも海外っぽいですね!
近くのVallejoではメキシコ料理が盛んなようで、メキシコ料理を食べて帰ってきました。
それではまたの投稿をお楽しみに!