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【IoTコンテスト報告】kintone×obniz×MESHを使った『手軽でも効果抜群! IoTで業務改善コンテスト 2022』を開催しました!

はじめに

2022年9月28日~11月30日にかて、ノーコード/ローコードツールの「kintone」と、ソフトウェアとハードウェアをシンプルにつなげることができる「obniz(オブナイズ)」の製品および、手軽にセンサーなどを扱うことができるIoTブロック「MESH(メッシュ)」を組み合わせ、スモールスタートできるDXソリューション作品を募集しました。

kintone、MESH、obnizを用いたIoT業務改善コンテスト

コンテストの趣旨と概要

デジタル化が進み、IT技術を駆使した効率化、利便性が高まっています。しかし、システム化を推進することが難しい領域もまだまだあります。そのような領域でも、技術者に限らず多くの方々に親しんでいただける製品を提供している3社だからこそ、手軽にITで問題を解決するソリューションを生み出すことができると考え、当コンテストを企画しました。

募集テーマ:kintone × obniz × MESHでプチDXソリューション
募集期間:2022年9月28日(水)~2022年11月30日(水)23:59
結果発表・表彰式:2022年12月19日(月)19:00予定(オンライン配信)
参加条件:以下の製品の全てを使用すること

  • kintone
  • obniz Boardまたはobniz BLE/Wi-Fiゲートウェイ等
  • MESHブロックを1つ以上 参加条件であるMESH、obniz、kintoneのイメージ画像 主催:サイボウズ
    共催:obniz、ソニーマーケティング
    URL:https://page.cybozu.co.jp/-/dxcontest-2022

受賞作品の紹介

2022/12/19(月)の19:00~結果発表と表彰式をオンラインで開催し、各賞の受賞作品を紹介し、受賞者をお祝いしました。 多くの方にスモールスタートでできるIoTソリューションを知っていただきたく、表彰式は一般視聴者にもご参加いただきました。

www.youtube.com

MESH賞

【共創×モチベーションアイテム】Accomplish (TEAM Fantasy さん)

作品概要

取り組んでいた作業を「やりきった」と感じたらボタンを押しましょう!赤べこが動き出します。Accomplishは、赤べこを皆で前に進める共創体験と各個人のタスクの細分化とやる気の引き出しを実現します。

obniz賞

どこでも「イイね!」ボタン(Suzuki Akiko さん)

作品概要

その場所、その時にイイね!できるボタン。たとえばたくさんのブースが並ぶ展示会場で、あなたのタイミングでボタンを押しましょう!そのとき目の前にあるものに対し、「イイね!」を投票することができます。

kintone賞

血縁(若狭企画 さん)

作品概要

ついつい年齢があがると血圧の数字自慢をしてしまうものです。その世界をSNS化しました。血圧データは自動で投稿されるため投稿ネタが無いということはありません。自慢と戒めが入り乱れたSNSで新たな生活を。

最優秀賞

【簡単スマート管理システム】スマぽち(nonodebris.comさん)

作品概要

スマぽちは部屋の人数状況の把握とエアコンの管理を行うシステムです。入退出時にボタンを押すことで部屋の使用人数を外部からでも把握できます。使用状況と部屋の体感温度からエアコンの自動管理も行います。

トークショー「ローコードでIoTも内製化できる社会へ」

今回のコンテストを通して、専門知識がないとIoTを活用した業務改善は難しいという意識を少しでも変えられたら、と考えていました。そこで、表彰式に合わせて、今回共催企業として協力しいただいた、株式会社obniz 代表取締役 佐藤雄輝様と、ソニーマーケティング株式会社 MESH事業室 室長 萩原様に、「ローコードでIoTも内製化できる社会へ」というテーマでお話しいただきました。

コンテストを開催してみて

今回、製品を3つ利用する必要がある少しハードル高めのコンテストにもかかわらず、たくさんのご応募がありました。応募くださったみなさまありがとうございました!

このコンテストを機に、はじめて対象製品を触り作り上げられた作品から、新たなサービスとして立ち上げられるのでは?といった実用性の高い作品まで、非常に幅広く熱意のこもった作品が多く、楽しく審査することができました。

kintoneは単体でも業務改善ツールとして使われていますが、今回のコンテストを開催してみて、ハードウェアと組み合わせることで社会課題の解決から社内のDXまでより幅広く対応できることを実感しました。今後もエンジニアが色々なITによる問題解決や業務改善にチャレンジできるよう、活動をパワーアップしなければ、と考えています。

おわりに

私たちは、様々な技術とkintoneと組み合わせることで「こんな可能性が生まれる!」「面白いことが創れる!」と思って頂けるような、心を動かすコンテンツを届ける活動をしています。
一緒に働く仲間も募集しています。興味のある方はぜひご連絡ください!

cybozu.co.jp