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【ハッカソンレポート】Kids IoT Hackathon in Boston

はじめに

この記事はアメリカのボストン市で開催された、Kids IoT Hackathonの様子とkintone賞を受賞した作品について紹介をします。

Kids IoT Hackathon とは

Kids IoT Hackathonとはヤングなエンジニアがセンサーやマイコンを駆使して作品を作り上げる、Binnovative社が運営している New England Computing Innovation Academy(NECIA)主催のハッカソンです。2022年12月に、ボストン市内の小学生から高校生向けにオンラインで開催されました。Binnovative社は定期的に子供向けにIoT系のワークショップを開いており、そのワークショップに普段参加されている中から7人の優秀なキッズがハッカソンに挑戦をしました。

オンライン上で行われたKids IoT Hackathonのプレゼンの様子

kintone賞受賞作品

ハッカソンに挑戦した7人から、kintone賞を受賞したのは佐藤俊太郎くんの作品『ねこカメラ』でした。

『ねこカメラ』デバイス

『ねこカメラ』は家族や自分が家に居なくても猫の様子を遠隔からでも見守り、安心安全を守るための作品です。Raspberry Pi、マイク、カメラとモーションセンサーで構成されており、動く物体や音を感知すると自動的にその場の光景を動画に変換し、kintoneアプリにアップロードされる仕組みです。

『ねこカメラ』の構成図

kintoneで作成されるアプリ一つ一つは認証用のAPIトークンを生成することが出来ます。生成されたAPIトークンはそのアプリにしか利用出来ないため、セキュアでかつスピーディにデータの保管先を準備することが可能です。

『ねこカメラ』の作品は、動画のアップロード先をkintoneアプリに指定することにより、情報共有がしやすくなっています。自分だけではなく、家族全員でねこの安全を見守れることを評価し、kintone賞を贈呈させて頂きました。

『ねこカメラ』の動作をプレゼンしている、kintone賞を受賞した佐藤俊太郎くん

Binnovative社

Binnovative社 は子供向けのIoTワークショップを今まで数多く実施してきています。kintoneアプリのAPIトークンを利用すれば、Raspberry Pi のPython等のプログラムから用意に情報の送受信が出来るため、IoTワークショップでは度々kintoneの利用方法を紹介して頂いています。

最後に

私たちは、様々な技術とkintoneと組み合わせることで 「こんな可能性が生まれる!」「面白いことが創れる!」と思って頂けるような、 心を動かすコンテンツを届ける活動をしています。 一緒に働く仲間も募集しています。興味のある方はぜひご連絡ください!

cybozu.co.jp

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